
柏 英希
成人式前までに歯の矯正を終わらせるメリットを知ることができます。
また、式までに治療を終わらせるためにはいつ頃までに相談すればよいのかや、成人式までに歯科矯正が終わらなかった場合の対処法と、選ぶべき矯正方法についてもご紹介しています。
さらに、当院で「成人式までに治療を終えたい」とご相談にいらした患者さまの、Berore & Afterも掲載しています。
本記事は、「成人式までに歯科矯正を終えたいと」考える方に向けた内容をまとめています。
「いつ治療を始めたらいいの?」や「成人式までに治療が終わらなかったらどうすればいいの?」といった疑問に対する答えや、実際に「成人式までに間に合わせたい」とご要望をいただいた治療例のご紹介もしております。
ぜひご参考にしてください。
一生の思い出に残る成人式を美しい歯並びと最高の笑顔で迎えよう


柏先生
成人式は、歯の矯正を始める最適なタイミングのひとつに数えられます。
成人式は一生に一度。写真はいつまでも残るし、SNSで拡散されることも珍しくありません。
女性は振袖や髪型・髪飾り。男性はスーツや袴など。式を迎える前は、当日の装いに頭を悩ませるものです。
装飾には意識が届きやすいと思いますが、意外と見落としがちなのがご自身の「笑顔」。そして、最高の笑顔を作るための「歯並び」です。
多くの方が成人式では笑顔になります。旧友との再会で笑顔がこぼれ、イベント事の高揚感により笑みを見せます。成人式を迎える前に美しい歯並びを手に入れることは、式に訪れた人たちに対して、素敵な印象を残すチャンスになるでしょう。
ぜひ成人式を迎える前に、歯の矯正をご検討されてみてはいかがでしょうか?
成人式の前に歯科矯正を終える = 20代をキレイな歯並びで過ごせる


柏先生
20代を美しい歯並びで迎えることは、その後の人生を好転させる要因になると言っても過言ではありません。
20代は、人生の中でも特にライフイベントの多い年代です。
就職活動を経て社会人になったり、仕事を通して多くの人と出会ったりします。恋愛や結婚も、20代の人には外すことのできないイベントですね。
「成人式の前に歯科矯正を終える」ということは「20代以降を美しい歯並びで迎える」と同義です。出会いの多い20代を美しい歯並びで迎えることには、多くのメリットがあります。
例えば初対面の人と会ったとき。整った歯並びは出会う人に清潔感を与え、第一印象がよくなります。また、自身のコンプレックスが解消されることにより、積極的に他人と触れ合うことができるようになり、良好な関係を築きやすくなるでしょう。
思い出に残るたくさんの写真に、きれいな歯並びで写ることができる点も大きなメリットですね。
成人式前に矯正治療を終わらせるには?


柏先生
ご自身の症状を踏まえ、必要な治療期間から逆算して歯科矯正を開始する必要があります。
ひと口に「歯科矯正」と言っても、治療にかかる時間はさまざまです。大まかに言うと、矯正治療を施す範囲と症例によって変わります。
- 部分矯正:3カ月~1年
- 全顎矯正:1年~3年
部分矯正
部分的に歯の矯正を行う方法
全顎矯正
すべての歯を矯正する方法
部分矯正の方が早く治療が完了することが分かります。
しかしすべての症例で部分矯正が可能かと言うと、そうではありません。
- 軽度の出っ歯
- 軽度の叢生(そうせい)
- 軽度のすきっ歯
- 前歯部分の軽度な歯のねじれ
叢生
歯並びがガタガタしている症例
どの症例においても「軽度であること」がポイントです。また、抜歯が必要な場合は、原則として部分矯正ではなく全顎矯正になります。
- 抜歯の必要がある
- どの症例においても重度の場合
- 歯全体の噛み合わせに問題がある
- 前歯のスペースが3mm以上不足している
患者さまが部分矯正で治ると考えても、いざ診察をしてみたら全額矯正が必要だった…というケースは珍しくありません。
ご自身の症例が部分矯正で可能なのか、または全額矯正が必要なのかを判断することは非常に難しいと思います。

柏先生
当院では毎月30名さま限定で、初診のご相談と精密検査を無料にて実施しております。お近くの方は、ぜひお気軽にご予約ください。
また、部分矯正の可・不可をもっと詳しく知りたい方は、別の記事に詳細をまとめてありますので、ぜひご一読ください。
歯科矯正中に成人式を迎えたら?


柏先生
インビザラインは患者さま自身で取り外しができるので、成人式までに治療が完了しなかった場合は、矯正装置を外した状態で式に臨むことができます。
成人式の当日、歯に矯正器具がかかった状態であることは、誰しもが避けたいことでしょう。
仮に「成人式までに矯正治療が完了しなかった場合」を考えると、選ぶ矯正装置によって対応が変わってきます。
- 矯正装置を患者さま自身で取り外して成人式に臨むことができる
- インビザラインは透明なマウスピースでできているため、装着したまま式に参加してもさほど目立たない
歯科矯正の方法にインビザラインを選んだ場合、成人式までに治療が完了しなくても、さほど心配する必要はありません。なぜなら、矯正装置自体を患者さまご自身で取り外すことが可能だからです。
また、インビザラインは付けていても目立たないため、少なくとも集合写真などには視認できるレベルで写ることは無さそうです。対面で話をすると相手に分かることがあるため、心配な方は取り外してから式に臨むとよいでしょう。
- 取り外すためには歯科医院を受診する必要がある
- 一時的にワイヤーを取り外す場合は別途費用がかかる
- 装着したまま式に参加すると矯正装置が目立つ
ワイヤー矯正を選んだ場合は、矯正装置を取り外すために歯科医院へ足を運ぶ必要がありますので多少の面倒があります。また多くの場合、取り外しには費用がかかります。 ワイヤー矯正装置の装着中は、いかにも「歯を矯正しています」という見た目です。その状態で式に臨むことは多くの方が避けたいと思いますので、事前に取り外したい旨を歯科医院に相談するとよいでしょう。
成人式前に治療を完了するための歯科矯正を始めるタイミングは?


柏先生
成人式までに歯科矯正を終わらせたい場合、16歳~17歳を目安に歯科矯正のご相談をされると安心です。
前章でご紹介した通り、歯科矯正は症例によって治療期間に大きな開きがあります。
では、一体いつから歯科矯正を始めればよいのでしょうか?
歯科矯正の治療が完了するのは3カ月~3年程度。ただし、患者さまご自身で治療期間を見定めるのは困難なので、最大期間である3年前を目安にすると安心です。
成人式を迎える20歳の3年前なので、16歳~17歳頃が治療開始時期として安心できる目安となります。
短期間で治療が完了すれば、高校の卒業式や大学入試などのイベントも、素敵な笑顔で迎えられることになるでしょう。

柏先生
2022年4月から、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました。
多くの自治体では成人式は20歳のままのようですが、下記3つの自治体は18歳で成人式※を行っているようです。
- 三重県伊賀市
- 大分県国東市
- 宮崎県美郷町
上述した地区にお住いの方は、歯科矯正の相談目安が15歳と言うことになります。
参考:「成人の日」 “18歳成人”に法改正されるも、“18歳成人式”は全国で3自治体のみ 受験で大忙しの18歳新成人は「新成人っていうより受験生です」|関西テレビNEWS(2023年1月9日)
当院で成人式前に矯正治療を完了させた症例


柏先生
「成人式に間に合わせたい」というご要望を受け、当院で矯正治療を完了した症例のご紹介です。
○Before
○After
年齢 | 18歳 |
性別 | 男性 |
治療動機 | ・口を閉じていても前歯が出ているのが気になる ・歯に隙間がみられる |
診断内容 | 上下顎軽度の叢生・中等度の上顎前突 |
治療期間 | 1年6カ月 |
来院回数 | 9回 |
治療計画 | ・抜歯なし 歯は一応歯列におさまっていたので、抜歯をしないことにしました。 ・IPRと側方拡大 スペース確保のために、IPRで歯を削ることに加えて側方に広げました。 ・加速矯正装置を使用 矯正の期間が早まる装置を併用してもらいました。 |
治療費 | 90万円(税抜) |

柏先生
前歯のガタつきと上の前歯が前に出ているとのお悩み相談にいらしていただいたので、精密検査をすると「上下顎軽度の叢生」、「中等度の上顎前突」という結果でした。
前歯の出っ張りは骨格ではなく歯の生える角度の問題だったので、インビザラインで対応できると判断して治療を開始。叢生が軽度だったので抜歯はせず、IPRと側方拡大で歯列にスペースを作り、歯並びを整える計画にしました。
成人式までに治療を完了させたいとのことでしたので、矯正期間を縮められる可能性が上がる、「加速矯正装置」を並行して使用してもらうことにしました。
治療は無事に1年6カ月で完了し、成人式には綺麗な歯並びで参列されたとのことでした。
歯科矯正医として患者さまのご要望にしっかり結果でお応えできたことが非常に嬉しかった一件です。
IPR
「Inter proximal reduction」の頭文字。「隣接歯間の削合」という意味で、専用のヤスリで歯を削り、歯と歯の間のスペースを確保する処置のこと。
この記事のまとめ

柏 英希
- 成人式の写真は一生の思い出に残り、SNSで拡散されることも珍しくない
- 成人の式当日に着る衣装や装飾品には気を使いがちだが、印象をよくするには歯並びも大切な要因
- 成人式の前に歯科矯正を終わらせておけば、20代で迎えるライフイベントを素敵な笑顔で迎えることができる
- 矯正治療にかかる治療期間は、6カ月~2年6カ月ほど
- 歯科矯正治療中に成人式を迎えてしまった場合、インビザラインならば患者さまご自身で矯正装置の取り外し
- が可能
- 歯科矯正治療中に成人式を迎えてしまった場合、ワイヤー矯正ならば取り外しに歯科医院の診察を受ける必要
- がある
- 成人式の前に歯科矯正を終わらせるのであれば、17歳頃を目安に治療の相談を始め方がよい
成人式に向けた歯科矯正について、いかがでしたでしょうか?
本記事でご紹介した症例のように、当院では患者さまのご要望に沿って治療計画を作成いたします。
患者さまとの密なコミュニケーションは、インビザライン専門医の仕事の内と考えておりますので、矯正治療をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
当院では毎月30名さま限定で、初診のご相談と精密検査を無料にて実施しております。